セイロン紅茶の基礎知識?

セイロン紅茶の基礎情報と皆様の紅茶に関する今までの疑問・謎に紅茶の本場スリランカの紅茶のプロとしてお答えさせていただきます。

セイロン紅茶の5大生産地と紅茶の基本!

 

セイロン紅茶の基本は一芽二葉であり、光合成をよくする一番育った葉っぱが発酵過程でよく発行紅茶の赤茶色が出るベーベースになります。

 

一番育った葉っぱが基本のリーフグレードに分類され、若い葉っぱや新芽が光合成をしない分アミノ酸が豊富に含まれ、紅茶に芳醇な香りに甘味をたされる役割を果たします。

 

リープグレードのオレンジペコやペコが砕かれ、発行時間の違いや若い葉っぱに新芽成分が加わることによりシャンパンのような薄琥珀色の芳醇な香りに甘味があるシャンパンの様な紅茶から黒酢に似た濃い色の苦味のある紅茶まで変化に富んだ味わいが生まれる。

 

標高や雨量・寒暖の差に日光だけではなく産地の土壌の成分も大変重要でそれぞれの産地特有の個性を紅茶にもたらす。シングルオリジンが美味しい謎は土壌に隠されている。原料代を安くするためにブレンドされるとそのユニークさ、良い味は壊れていきます。特に条件がそろった各産地の恵まれた農園の紅茶はとっても良く生産量は限られているため年間を通してスリランカの紅茶オークションで高値で取引されている。シーズン品ともなると想像を超える高値で取引される時もある。

 

オーソドックス製法紅茶のティーグレーディングは茶葉の形状と新芽、若い葉っぱ、育った葉っぱのどれが入るのかで分類される。

 

希少価値の高い若い葉っぱや新芽は入るほど高級グレードになります。FBOPFExSpやFBOPFSpのようなハイグレードはシャンパン色の香り高い甘みのある紅茶になります

 

お茶の産地

キャンディ・ティー
極めて 濃厚な味!

古都キャンディはセイロン島(スリランカ)最後の王朝があった場所で、紅茶が最初に植えられた土地でもある。これらの中高地産の紅茶は標高2000~4000 フィート (600ー1200 メートル)の山岳地帯で栽培されており、極めて濃厚な味の紅茶を生み出している。濃厚で程良い香りの紅茶がお好みの方にはお勧めです。ミルクティーに最も適しています。

ヌワラエリヤ・ティー
繊細な香り!

ヌワラエリヤ地方でユニークな生産方法で生産される紅茶である。風に運ばれる杉の木の香りや野生のミントのメントール、ユーカリの浮揚物等の恵みがこの紅茶に特有の香りをもたらす。紅茶の専門家の間ではNuwara-Eliyaと呼ばれ, 高度6,250 フィート(1,900 メートル)より高い山々の紅茶はCeylon 紅茶のシャンパンと呼ばれ親しまれている。調合された紅茶は淡い色のとってもマイルドで香り豊かな一杯を楽しませてくれ、またアイスティーはわくわくさせる違った味を楽しませてくれます。

ディンブラ・ティー
さわやかにこくがある !

コーヒー栽培がカビによるダメージで被害を受けたのち、1870 年代に最も早く紅茶栽培に転換した地方で、ディンブラはおそらくCeylon 紅茶に次いでもっとも有名な名前である。ディブラ紅茶は中央山脈の西側に位置する標高3500~5500 フィート(1100-1700 メートル)で栽培されている。モンスーンの雨と乾燥した寒い気候は多彩な紅茶を生み出し、濃厚な味から、淡くデリケートな味までバラエティーに富んでいる。

ルフナ・ティー
独特のユニークさ!

栽培されている標高が低い地方の土壌が、この紅茶のユニークさを際立たせている。スリランカの南の地方で、今も昔も非常に優れた紅茶の栽培で知られている。栽培は海抜高度から標高2000 フィート(600メートル)で行われており、土壌の成分が葉っぱに黒っぽい色を与え抽出される液体に強い独特の味をもたらしている。濃厚で甘い紅茶を好まれる方にお勧めで、プレーンもしくはミルクティーのどちらにも適している。

ウーバ・ティー
異国風にアロマティック!

ウーバ紅茶はスリランカ中央山脈の東側に位置する標高3500~5500 フィート (1100-1700 メートル)の山々で栽培されている。ウーバ紅茶が実に素晴らしい香りを持つ。これらの紅茶は一般的に様々なブレンドに使用されており、その変化の富んだ特徴は、ありのままでも楽しむことができる。

主なティーグレード

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