よくあるご質問

よくあるご質問

皆様の紅茶に関する今までの疑問・謎に紅茶の本場スリランカの紅茶のプロとしてお答えさせていただきます。

紅茶はイギリスやフランスの特産ではありません。紅茶生産ははイギリスが大英帝国時代にインド、スリランカ等を植民地にし森を切り開き開拓した産業です。

紅茶はスリランカ(セイロン)、インド、ケニヤ、中国、インドネシアなどの5ヶ国が世界の紅茶生産量の95%以上を生産している。

同じです。セイロン島とは英国の植民地でした頃のスリランカの名前で英国から完全に独立してから現在スリランカに改名

スリランカ(セイロン島)は紅茶生産国の中でも熱帯直下の海に囲まれている太陽の恵みを豊富に受ける小さい島国で標高の高い山もあり、良い土壌、寒暖の差等の紅茶栽培に適した条件が揃っていることが主な要因かと思われます。セイロンの紅茶は英国が最も後に開拓した紅茶で英国での150年前のデビュー時味は高い評価に当時の取引価格としては他生産国と比較すると最も高価でしたことがセイロン紅茶が人気を浴び、それを不動のものにした要因ではないかと考えられる。

 

また国の第一の農産業で、特産物に外貨収益をもたらす主な産業でもり、生産国の中でも国を挙げての品質保証に数十年前から取り組んでおり、紅茶の品質も紅茶局と言う農林省管轄の役所を通じて世界の保証、価格競争に負けないためにも、森林保護のためにも、農地を増やさず量より質に取り組み良い紅茶の製造に力を入れていることなどがセイロン紅茶が美味しい!人気の理由ではないかと考えられる。

ファーストフラッシュとは日本茶で例えると春一番摘みのことである。紅茶生産国の中でこの表現をする条件は熱帯直下ではなく比較的に北に位置し常夏ではなく季節があるようなところの標高が高いところで栽培生産される紅茶だけである。北インドのヒマラヤ山脈の麓に位置するダージリン地方の紅茶で一番摘み、二番摘み、夏摘み、秋摘み表現がされており、熱帯直下の太陽の恵みを豊富に受けたパンチの効いた紅茶と違い、和紅茶に似た緑茶に近い紅茶であることが特徴です。

英国独自のオーソドックス製造法のセイロン紅茶は発酵後の最終工程で熱風により水分を完璧に飛ばしており芳醇な香りがします。それに対し中国・台湾の紅茶の製造法は違っており水分が少し残っており、湿気った茶葉はカビが発生反対に臭い匂いがします。

緑茶と紅茶は木が同じです。この世に原木は2つしかなくインドのアッサム地方にある木と中国のフジアン地方の木になります。シルクロードでアラブ商人や大英帝国の大航海時代に様々な地方に運ばれアフリカから日本まで広い範囲に分布している。無発酵が緑茶、半発酵がウーロン茶に完全発行が紅茶と分類されます。栽培される土壌の良さ、その天候、寒暖の差、雨量、農家の愛情、製造法の違い等々が変化に富んだ茶を生み出している。

Cut,Trim, Curlの略で現代を象徴する機械化された新しい製造法です。オーソドックス製造法の変化に富んだ一芽二葉のOrangePEKOE、PEKOE、BOP、FBOP、FBOPF等の葉っぱの形、入る葉っぱ、発酵時間等々による魂のある紅茶違い一種しかなく一芽四葉まで含まれる一つの味しかない魂を抜いた紅茶と表現される。

ブレンド紅茶とは複数農園、複数産地の茶葉を混ぜて作る紅茶のことです。主に原価を下げるためにおいしい紅茶とそうでもないものを混ぜ作るま~ま~の味の紅茶です。紅茶は人が作る農作物で農家の愛情、土壌の良さ、その他環境条件がそろい自然が生み出す生き物です。下手に混ぜると命を吸い取られてしまい美味しくなくなります。美味しい紅茶は生産の現場でも値段が高く、利益が出ない為シングルオリジンで出回らなくなった大きな原因の一つと考えられる。

皆様が購入しているのは紅茶ではなく茶の木が一本もないヨーロッパの有名ブランドです。英国人もフランス人もイギリスに、フランスにおいしい紅茶がないと仰っています。嘗てと違い安価なブレンド茶葉多く使用され懐かしいシングルオリジンの美味しい茶葉は取引値が高く生産国から市場にほとんど出回ってないことが現在日本でよく知られている商社が流通させている名ばかりのブランド紅茶が美味しくない理由です。美味しい紅茶は生産国のブランドにあり。

特に日本の水が他国の水と違い軟水で、紅茶は旨味、渋み、苦味で出来ており軟水ですと他では時間を置かないと抽出されない苦味まであっという間に抽出されてしまうのが日本で紅茶が美味しくない、少し冷めると苦い理由です。

言われればご納得かとお思いますが日本で売られている紅茶は茶の木が一本もない国のブランドが多く、紅茶は農作物であり、本格フレーバーの材料も自然なものが望ましいです。私たちの健康を食の安全を守ることが国の義務であり、高い値の残留農薬や基準値を超えた放射能、固有の環境を破壊しかねない昆虫等の有害生物の上陸等様々なことを厳しく取り締まり不当な物を日本に入れない体制を厚生省や経済産業省等が整えております。

日本に法律に基づいた安全な商品であることを食物検疫輸出国として保証されない限り輸入は許可されない。十数年前に食物安全法が厳格化され輸入食材への取締が強化されたことにより先進国であれ食物検疫証明書の提示が必要不可欠になりフレーバーティーは加工食品になるため輸入が厳しくなり、味がして美味しかったと評判でしたアップルティー、ピーチティー、マルコポロ等が市場から消え香りだけのものに変わった主な理由の一つと考えられる。

The other reason is that there are more and more brands produced by tea farms and companies in tea-producing countries that know a lot about tea, and I think this is another reason why the once developed brands have lost their competitiveness and cannot continue to produce authentic flavoured teas that cost a lot of money. Flavoured teas that don’t taste good or make you feel sick are very likely to have chemical flavours, colours, and other additives, and are probably artificially flavoured teas to keep costs low. Authentic flavoured teas are still alive and well in local brands in tea-producing countries.

紅茶は熱々で飲むものではありません。紅茶は入れたから蒸らし少し熟成させると風味が出て、甘みがあって美味しいです。人間の体はとってもデリケートで舌は高温時に味を感じておらず、少し冷めると味を感じるようになります。60℃下回ると味を感じ臭覚だけではなく味覚も機能し紅茶をより楽しめる、味わえるようになります。

特に日本の水が他国の水と違い軟水で、紅茶は旨味、渋み、苦味で出来ており軟水ですと他では時間を置かないと抽出されない苦味まであっという間に抽出されてしまうのが日本で紅茶が美味しくない、少し冷めると苦い理由です。

胃が痛くなる理由は日本で市販されている大半の紅茶は紅茶を作っている国の紅茶ではなく皆様の憧れのヨーロッパのブランドです。大半のヨーロッパ / アメリカや日本の商社が手がけているジャパンブランドは儲ける為の格安のブレンド紅茶が原料で、色や香りを出すために化学香料や着色料の人工的添加物大変添加されていると思われます。100℃の熱湯で入れ少し時間経つと劣化・胃の不調や気分の悪化の大きな要因かと思われる。苦味タンニンの抽出しすぎももうひとつの原因で、紅茶を苦くするだけではなく鉄分吸収を邪魔し貧血を起こす。渋みカフェインは心拍数を上げてしまい結果血液の循環が良くなりその結果体が起きてしまいます。紅茶のカフェインがコーヒーと比べると15分の1以下と少なく、少しのカフェイン摂取は血の巡りをよくするには重要、夜遅い時間に大量のカフェイン摂取はデリケートな方の眠りを妨げる場合もあります。

弊社が薦める軟水の入れ方を参考にしてください。例えばスリランカの5大生産地は東京23区の3倍の農地に450程の農園紅茶があり、どこの農園の茶葉も美味しいかと言いますとそうでもないかとおもわれます。土壌、標高、寒暖の差、雨量、日光等の様々な要因が作り出す紅茶と言う生き物です。各産地の良い条件がそろった美味しい紅茶を作れる農園を数は多くなくスリランカ現地でもティーオークションで高値で取引されている。

 

今まで紅茶を消費してこなかった北米や南米各国でも紅茶が飲まれるようになり、需要と供給のバランスが崩れ、安く美味しい紅茶原料をと言う今までの歴史あるヨーロッパブランド、商社ブランドの手にも渡らなくなったのが高い値段を支払い購入しても美味しいと思えない一つの原因で、もうひとつの原因はスリランカやインドが英国の植民地でした70年前と違い現在は農園を所有してない、3~4世代交代している、日本で人気のヨーロッパブランドにとってはあくまでも長年築き上げた商売の維持で、お客様に本当に美味しい紅茶を提供するというパッションがなくなった又は紅茶の基礎知識が薄れたのがあげられます。高いヨーロッパのブランドは!紅茶は高ければ美味しいってものではない!